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リブ・ストーリー Vol. 140   2003/8/7 (木)掲載

見果てぬ夢 稽古日記(3)
 

現在の稽古は、秋公演の「見果てぬ夢」の真っ最中です。
読みから、立ち稽古に移行中で、まだまだ本を離すことが出来ません。

全体の流れの中で、自分がどこにいるのか、
どこに居ればいいのかを確認しながら、セリフを覚えているところです。

今回の芝居は、麗舞始まって以来の出ハケの多い舞台になり、
それに合わせて、建て込みの多い装置になりました。

 

稽古中は笑いが絶えることなく、進んでいるのですが、
面白い場面と、泣ける場面が随所にあり、
いかに役者の感動、心を表現出来るか、思案しながら場面を組み立てています。

写真は小見川町さくら館での稽古ですが、
稽古場が狭いため、舞台のイメージを掴むのが大変です。

実際の舞台はもっと広く動ける巾も大きく出来ますが、
まだ動き始めたばかりで、大きさのイメージが出来ていません。

これからの稽古で、魅せるための芝居と、自然な空気でここにいる芝居を
作っていきます。

地味な作業の繰り返しが、お客さんに感動と笑いを届けることになります。



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時々、「見果てぬ夢」の稽古風景をお届けしますので、お楽しみに。

今日は、おしまいといたします。